• 日本の元号のひとつ、天保(1830~1844年)から受け継がれて、

豊中の地で今もなお農業を続けておられる中尾さんにお話を伺いました。

吹田市山田から豊中市の岡町にかけてつながっている旧2号線沿い、

熊野の地域で道路を挟んだ両脇に畑を持ち農業を行ってきました。

約50年程前から都市開発が進み、開発に伴う土地の売却により

多くの農地が地域に必要な建物などに変わってゆきました。

今から40年前、滋賀県高島市今津町に稲作の田を買い現在もお米を

作っています。

子供の頃から農業がある暮らしが当たり前だった中尾さん、その当時は

地産地消が当たり前でした。

昭和30年代に名神高速ができて、地域の歯車はスピードが求められる

社会に歯車がくるい始めた。

まちにはスーパーマーケットが出来始め、地方から野菜などが入荷され

地場の作物などが淘汰されはじめた。

中尾さんは言います。「年中ある野菜なんてニセモノ、季節の野菜を食べてこそ

自然の摂理に基づいた健康的な食生活をおくることができる。」

そもそも、衣食住の基礎が備わっている、ただそれだけで幸せは感じられるのに...

物があふれかえって飽和状態を通り越した今、時代は巡りめぐって「地産地消」

が、見直され始めている。

農地を売って、不動産収入に移行している元同業者が多いなか、この農業を

ずっと続けているからこそ、農業が見直されるチャンスは巡ってくる。

農業は子供の教育にも、人間としての生きがいをも育んでくれる。

中尾さんの野菜を買う人たちは、おいしい野菜はもちろんの事

中尾さんという名前を買っている、と感じました。

豊中報道さんが取材したリンク

http://www.toyo-2.jp/archives/48877529.html