29年11月から、通算3人目となる就労訓練者を受け入れることになりました。

大人になってから精神障害を発症した人は、立ち直るのが難しくて何度か症状が発症してしまったりするそうで、受け入れる側の理解が第一のカギになります。

小さな目標達成を何度か繰り返してもらって、少しずつ自信をつけてもらうことが肝要となります。

仕事以外の会話などで、親近感を持ってもらい信頼関係を構築することで、仕事を通した意思の疎通であったり、働くことで何か貢献したい!という気持ちが芽生えてくれたら、一般社会に出て再就職も可能になるのでしょうか。

今まで就労体験に来た人すべての人に共通していることは、とっても真面目で 心がとてもピュアなところ。

自分の心が作り出した「とても厳しい目で自分は見られている」という、妄想にも似たプレッシャーが自分自身を追い込んでいる点も、今まで来られた3人に限っては共通していた点だと思います。

自分を客観視してもらって、もう少しリラックスして 「自分も社会の一員として受け入れてもらえる」という安心感と、もっと先の事を見る視野を得てもらえたなら、目の前にある「脅威」も、ピントがぼやけて気にならなくなると私は思います。

いつも勉強させてくれてありがとうございます。

障がい者の方を受けいれることに、世間はまだまだ偏見のまなざしを向けますが、彼らは純粋な人間性を自ら体現して 私たちに教えてくれるのです。

とても感謝しています。

http://www.npojsn.com/05center/02ibaraki.html

↑JSN茨木ホームページ