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☆1番のこだわりは、幅広い客層に喜んで頂けるお店づくり。
山田から豊中へ抜ける道、旧2号線をゴトーたたみ製作所から、阪急山田駅の方へ走ると道が二股に分かれていて、道路と道路に挟まれた三角地に凡庫があります。

「三つ辻バス停」の真ん前に入口があり扉を開けて店内に入ると、
「いらっしゃいませ~」若大将の野太い声でお出迎え。
店長の前田さんは、厨房で調理を手伝う母親と共に、このお店を切り盛りしています。今から5年前の2006年にお店を開業、屋号の「凡庫」の由来は、凡人=庶民 庫=隠れ家 と考え、ゴロの良さもあり、庶民の隠れ家的なお店、凡庫と名付けたそうです。
日替わり定食の他、焼き肉や唐揚げハンバーグ、焼き魚などの定食もあり、680円でおいしいご飯が食べられます。
大きな体の前田店長おすすめメニューは、体に優しい玄米ご飯の定食、500円 500キロカロリーだそうです。こぶ茶も付いていて体も温まります。ギャップも楽しめます「笑」
お店のカウンター席に座ると目に入るのが「山田スパークス」という、少年野球チームの写真。
8年前、前田さんの住むマンションの子供たちが素振りしているのを見て、以前野球をやっていた経験がある前田さんは色々とアドバイスをしていたそうです。
それを知った以前の監督さんから声がかかり、コーチとして同行。現在山田スパークスの監督を務めています。

8年前の話が出ましたが、お店を開業したのは5年前、以前の前田さんはレストランを開業したい!という夢をもっており、京都の国際会館の宴会場で働いたり、「カキヤスダイニング」というお持ち帰りの惣菜屋さんでも働き、現在の下積みをしてきました。
レストランの開業にはどうしても資金が必要で、光触媒を取り扱う建築系のベンチャー企業を友人と立ち上げました、しかし光触媒を製造している会社が倒産して、あえなくリタイア、何もしない訳にはいかないので塗装業を手伝いながら資金を貯めて、現在の店舗を見つけました。

この時代に産まれて、不況と言われながらも、文句も言わず経営努力をして地域を支える個人事業者。私のお店もそのうちの1つですが、少年野球とお店を両立して地域に貢献している前田さんを見習って、私も微力ながら頑張ろうと思いました。

学生からお年寄りのサークルまで、幅広い客層のこのお店、是非一度足を運んで下さい。
取材の最後に、「来てくれるお客様に喜んでもらえるよう努力しています」と、見かけによらず照れ屋の前田さんは語ってくれました。

お酒と食事のお店 凡庫
吹田市山田西4-3-13
�090-3267-4429
営業時間
昼11:30~14:00
夜17:00~23:00
定休日 日曜日
ヘルシーな玄米健康定食500円
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